トップイメージ

ドクターズブログ

医学博士号を取得しました

副院長の湖崎亮です。
大阪大学の眼科教室に入局して、はや17年経ちましたが、様々な先生方にお世話になり、この度、医学博士号を授与されました。私の研究歴は、松山赤十字病院から、国立大阪病院(現 大阪医療センター)に転勤する時に、当時の阪大眼科講師の下村嘉一先生(現 近畿大学眼科教授)より、ヘルペス感染の研究をやってみないか?と電話を頂いたことから始まりました。当時、神戸市環境保険研究所の所長であった林皓三郎先生の指導のもと、ヘルペスだけでなく、感染症一般の研究を教わり、アメリカの学会ARVOでも発表させて頂きました。その後、さらに、大阪厚生年金病院へ転勤後には、大阪大学眼科研究所で、単純ヘルペスDNAの定量化についてのテーマで、田野保雄教授、井上幸次講師(現 鳥取大眼科教授)、中村孝夫先生の指導のもと研究を続け、論文も発表できました。さらに米国UCSF留学時には角膜内皮培養について研究を続けました。帰国後は、前田直之教授の勧めで、LASIKなどで臨床応用されている波面収差解析の研究を始め、円錐角膜の高次収差についての論文をIOVSに発表し、この論文を主論文として大阪大学の博士号を取得致しました。従来の白内障の眼内レンズでは、術後に球面収差が増加し、視力は回復するも、視機能の質は落ちることがあるとわかっており、近年、球面収差を抑える非球面眼内レンズが開発され注目を浴びています。今後、当院でも、波面収差解析を応用して、患者さんのよりよい視機能回復を目指して、非球面眼内レンズを導入していきたいと思います。


この記事へのコメントをどうぞ。

お名前
メール
ウェブサイト
コメント